ビオチン ビタミンＢ群の一種で、皮膚や髪の健康を守る働きをします。
皮膚や髪の健康をキープ
エネルギー代謝をサポート
ビオチンは、3大栄養素がエネルギーに変わるときにそれぞれの代謝をサポートします。糖質の代謝では重要な役割を果たしているピルビン酸カルボキシラーゼの補酵素として働き、タンパク質や脂質の代謝にも深くかかわってきます。
健康な皮膚や髪を保つ
ビオチンは特に皮膚や髪の健康と深くかかわっているビタミンで、そもそも皮膚炎を予防することから発見されました。皮膚炎を起こすヒスタミンの産生を抑制するのではないかとかんがえられています。
アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎、脱毛、白髪などの改善に有効と考えられていますが、詳しいことはまだ明らかになっていません。
脱毛や白髪、皮膚炎の症状も
ビオチンが不足すると、糖のリサイクルに支障が出て、疲労感を感じたり、無気力になったり、うつ症状が出たりします。食欲不振や吐き気、嘔吐といった消化器症状が出る場合もあります。
また、湿疹ができる、髪の毛が抜ける白髪が多くなるなど、皮膚や毛髪の症状も出てきます。ビオチンは、もともと皮膚炎を予防することから発見されたビタミンで、特に皮膚や毛髪に深いかかわりがあるからです。
