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ガン予防 近年、少しずつ分かってきたガンと食事の関係

ガンとは 突然変異した細胞が無秩序に増殖し、正常器官の働きを阻害する

予防食のコツ 脂肪・塩分のとりすぎを避け、抗酸化物質や食物繊維を十分とる

ガンの要因のおよそ3分の1は食事関連

ガン(悪性腫瘍)には、組織や部位別に多くの種類があり、要因や成り立ちが詳しく分かっていないものもあります。しかし、疫学研究(住民の追跡調査から病気の要因などを探る研究)などにより、生活のどんな要因がガンを招きやすいかはある程度わかってきています。
さまざまな調査・研究結果によると、ガンの要因のおよそ3分の1は食生活に関するものとされています。次いで約3割が喫煙、1割程度がウイルス感染などとなっており、食生活上の対策は、禁煙と並ぶガン予防のポイントといえます。

増えているガンは脂肪との関係が深い
ガンの代表的な食事要因としては、高脂肪・高エネルギー、塩分の過剰摂取、熱すぎる飲食物などがあります。とくに高脂肪・高エネルギーと、その結果としての肥満は、大腸ガン、前立腺ガン、胆のうガンなど、近年の日本で増加傾向にあるガンに深く関係しています。一方、塩分の過剰摂取は胃ガンの、熱すぎる飲食物の常食は食道ガンの、それぞれ要因とされています。
これらの要因を避けるとともに、ビタミンAビタミンCビタミンEや食物繊維を十分とること、具体的には緑黄色野菜などの積極的な摂取が、ガンを防ぐ食生活のポイントです。ビタミンAビタミンCビタミンEがガン予防に役立つのは、ガンの大きな要因となる活性酸素を除去する「抗酸化作用」に優れているからです。同様の働きをもつフラボノイドなども、ガン予防に役立つといわれています。
国立ガンセンターが発表した「ガンを防ぐ8つの指針」には、ガン予防のポイントがまとめられていますので、参考にするとよいでしょう。