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貧血 鉄とともにタンパク質、ビタミンC・ビタミンB群などを摂取

食事のコツ 鉄、ビタミンB群、ビタミンCを十分にとる

生活の注意 食事で治りにくいときは受診する

出血以外なら、多くは食事が原因

血液中の赤血球には、酸素の運搬役であるヘモグロビン(血色素)が入っています。その血中濃度が低くなるのが貧血で、めまい、動悸、息切れなどが起こります。ヘモグロビン濃度が、成人女性は10(妊婦は11)g/dl、男性は12g/dl未満になると貧血と診断されます。
貧血には、出血によるものと、赤血球やヘモグロビンの生成・代謝が悪くなって起こるものがあります。前者は、出血の原因を調べて治療します。後者には、食事と無関係な貧血もありますが、多くは食事上の原因から起こる鉄欠乏症貧血です。

鉄の豊富な食品を積極的にとる
食事に起因する鉄欠乏症貧血を改善するには、鉄分の豊富な食品を積極的にとることが大切です。良質タンパクやビタミンCを一緒にとると、鉄の吸収が高まります。赤血球やヘモグロビンが正常に作られるには、ビタミンB2ビタミンB12葉酸なども必要です。
食後、すぐに緑茶や紅茶、コーヒーなどを飲むと、鉄は、それらに含まれるタンニンと結びついて吸収されにくくなります。貧血のときは、これらを避けるか、または、食後ではなく食間に飲みましょう。