ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2などを補給
長時間酷使しないで目を休ませる
現代人は、パソコンやテレビゲームの画面を長時間見ることが多く、目を酷使しがちです。そのため、慢性的な疲れ目(眼精疲労)に悩まされている人が少なくありません。
疲れ目を改善するには、できるだけ目を休ませることが第一ですが、あわせて目によい栄養素を摂取すると、回復が促されます。
その最大のポイントは、ビタミンA(β‐カロテン)を十分に補給することです。目の網膜には、光や色を感じるのに必要なロドプシンという物質があり、絶えず使って壊されては、新たに作られています。ビタミンAは、この物質の生成に必要で、不足すると疲れ目が助長されます。
目の疲れを感じたときは、ビタミンAの豊富なレバー、ウナギ、緑黄色野菜、卵などを積極的にとりましょう。
目が充血しているときはビタミンCも
あわせて、豚肉や納豆、魚介類に多いビタミンB1・ビタミンB2を補給すると、目の神経や筋肉の疲れを回復させるのに役立ちます。目が充血しているときは、新鮮な野菜や果物でビタミンCを補給すると効果的です。最近は、ブルーベリーなどに豊富なアントシアニンが、目に良いことも知られています。