ルテイン 加齢とともに増える目の黄斑変性を防ぐ働きに注目
とくに紫外線による目の害を防ぐ
加齢黄斑変性を防ぎたい人など
「加齢黄斑変性」の予防に効果を発揮
ルテインは、植物に含まれる黄色の色素で、とくにホウレン草など濃い緑の野菜に多く含まれています。
リコピンと同じく、体内でビタミンＡにかわらないので、以前は重視されていませんでしたが、最近の研究で、強い抗酸化作用があることがわかってきました。とくに、その抗酸化作用を通じて、ルテインは目の「加齢黄斑変性」に予防効果を発揮するといわれています。
皮膚ガン・大腸ガンなどの予防にも効果
目の網膜の中央には、「黄斑」という部分があり、ものを見るためにとくに重要な役目を果たしています。黄斑は光による酸化作用を受けて変性しやすく、それがある程度以上進むと、視野の中心から視力が低下してきます。加齢とともにこの変性が進むのが「加齢黄斑変性」です。
ルテインは、体内では黄斑に最も多く存在し、その摂取は黄斑変性の予防に役立つといわれているのです。
この病気に限らず、疲れ目の予防・改善や、目の全般的な健康維持にも役立つといわれています。
また、ガンの発生を抑える働きもあるとされ、これまでの研究では、とくに皮膚ガン、大腸ガン、乳ガンなどの予防効果が認められています。
