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イソフラボン 骨粗鬆症や更年期の症状を防ぐ女性ホルモン様物質

主な働き 毛細血管の強化や抗酸化作用など

こんな人に  動脈硬化やガンを防ぐたい人

植物性の女性ホルモンといわれる

イソフラボンは大豆の胚芽に多いフラボノイドの仲間です。大豆のほか、納豆、豆腐、湯葉、きな粉などの大豆成分に豊富に含まれています。すぐれた抗酸化作用をもつほか、体内で女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをすることが知られています。代表的なのは、以下の働きです。

更年期の症状の抑制・改善
女性は更年期になると、急激にエストロゲンの分泌が低下するため、ホルモンのアンバランスによる体調不良に陥りがちです。これが更年期障害ですが、イソフラボンをたっぷり摂取しておくと、その抑制や改善に役立ちます。

骨粗鬆症の予防
エストロゲンは、女性の骨中からカルシウムが溶け出すのを防ぐ役割もしています。更年期になると、その働きがなくなるため、骨量(カルシウムを筆頭とする骨中のミネラル量)が減って骨がもろくなる「骨粗鬆症」の危険性が高まります。イソフラボンを十分に摂取しておくと、その予防や、改善促進効果が期待できます。

1日に豆腐なら半丁、納豆なら1パックが目安
イソフラボンの1日の必要量は30mg〜50mgとされています。これは、納豆1パック(約60g)、豆腐半丁(約150g)、豆乳コップ1杯(約200g)、きな粉大さじ3杯(約20g)でとれる量です。
イソフラボンを日常的に摂取するには、こうした大豆製品を、積極的に食卓にのせましょう。毎日、手軽に摂取するにはきな粉を利用するのもいい方法です。きな粉を牛乳に混ざれば、簡単に栄養豊富な「イソフラボンドリンク」ができます。